Experience Prototypistのマルチリンガル子育て+プログラミングブログ

Design Thinking、語学(英語、中国語、韓国語)、日中マルチリンガル育児、littleBitsやRaspberry Pi, Arduinoを使ったExperience Prototypingネタ。

Huawei Honor 9 + Huawei Watch 2でHuawei Pay設定してみた

先日の北京滞在中、せっかくだからかねがね購入してみたいと考えていたnano SIMがさせるAndroid WearHuawei Watch 2を購入した(ちなみにApple Watch Series 3のプレスリリース以前の話)。

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Huawei Honor 9 + Huawei Watch 2

ちなみにHuawei Watch 2は、中国アマゾンから購入したのだが(HUAWEI 华为 WATCH 2 第二代智能运动手表 4G版(碳晶黑))、値段は1,799元(約27,000円)。ただしAmazon出品店からの発送なので到着までは3~4日かかった。近所のショッピングモール数軒にもHuaweiのショップ(日本のキャリアショップくらいの小ささ)はほとんど入っていて、販売は定価なものの、即時手に入るので別段、Amazon(や電脳街)での購入にこだわる必要もないだろう。

さて、LTE使用という点からクイックにレビューするとAPNがマニュアルで設定できないので要注意。私の場合は中国聯通香港の漫遊王の旧バージョンを挿入していたのだが、APNとしては3gnetや3gwapといったあたりが選択肢として出てくるが、新規APN作成はできない。ただし、漫遊王は香港・中国のダブルナンバーで通話のみをサポートしているのだが、このSIMをいれて通話+SMS(要は各種モバイルサービスの本人確認)ができれば十分なので新規APN設定できない事自体は特にマイナスではない。

(ちなみにAPN新規設定ができない、とは言ったものの、そこはMVNOとの相性のよいHuaweiさんのことだからなのか、例えば、mineo-dのSIM入れると一通りの選択肢は出てくるので、実用面では問題ないかも。)

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さて、この中国版Huawei Watch 2。中国版ということで、Android Wearでありなが、そもそも中国からはGoogle系のサービスにはアクセスできない、ということで搭載OSもAndroid Wear中国版(UIも簡体中国語のみのサポート)かつ、母艦となるAndroidスマホ側もAndroid Wear中国版を(Google Playからではなく)Huaweiのアプリマーケット HiApp からダウンロードしなければならない、という素敵な仕様になっている。中国版Huawei Watch 2であってもグローバル版Android WearもROM焼きしてしまえば、グローバル版になってしまうもののインストール可能ではあるものの(実際にやってみた)、グローバル版はAndroid Payには対応できるものの(ただし、NFCのみでfelicaサポートなし)、Huawei Payは使えなくなってしまうので、ここは中国版で話を進めていきます。

さて、母艦として当初はGalaxy S7 edge(SM-G935FD)を使っていたのですが、下の画面の「時計での支払いの設定」から銀行のカードを登録する段になってどうしてもエラーが出てしまう。

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母艦側の方は(当然)Huawei Payをサポートしているわけはないので、そもそも母艦側で設定できないとHuawei Watch 2でも使えないのだと潔くあきらめ、Huaweiで揃えてHonor 9との組み合わせで再挑戦。

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HUAWEI PAY

こちらの画面からAdd bank cardを選択して、銀行カード(私の場合は交通银行)をカメラでパシャリ、番号を読み取ると、こんな感じの残念な画面が出てきてしまいます。

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要は、Huawei Watch 2ではHuawei Payを使って交通银行のクレジットカードを手首で持ち歩くことはできないのでした。残念。

ただし、Huawei Watch 2でダメだっただけで、母艦であるHonor 9のHuawei Payでは問題なく交通银行のクレジットカードを取り込むことができました。

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銀聯での支払いもこんな感じにクイックにできそうです。

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ただ、実際のところ中国滞在中は、微信支付や支付宝の2次元バーコードをHuawei Watch 2上に表示させれば済んでしまうので、NFC活用という観点では実はなにもしていなかったりします(2次元バーコードじゃなくてNFCならでは、という点では日本のSuicaPasmoに相当する交通系カードの機能もHuawei Payでサポートされているのですが、そちらはまた別エントリにて)。

とはいうものの、Huawei Payという観点からすると(Apple Payでも事情は似たようなもののようですが)交通银行、なかなか取り回しの面倒くさい銀行のようです。詳しくは別エントリでまたゆっくりと。

エスカレーターの乗り方を身に着ける...のではなく転びそうならリカバる。人生も同じ。

先日、以前の会社の同僚と家族で食事をする機会があり、お互いに息子同士の歩き始めの話をしているなかで「うちは歩き始めが遅かった」「うちもうちも」「だけど、いったん歩きだしたら転んだりはしなかったね」「そうそう、よちよち歩くってのはなかった。歩きだしたらすぐに走り出した」「お互いに慎重な性格だから、自分の中で自信が着くまでは、歩きださなかったんだろうね」なんて話をしていました。

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我が家の息子の話でいうと、つかまり立ちの期間というのはほぼゼロで、ある日、IKEA新三郷店に行った際にカートを押しながら買い物をしていたら、そのカートにつかまって一緒に歩くというのがすごく気に入ったようで、一日カート歩き遊びをしていたら、そのうち、カードなしで勝手に立って歩き出した次第。1歳7か月の時の出来事なので、世の標準よりスタートは相当遅れたものの、安定度から考えればやや遅れ程度かと考えています。

そんな息子もエスカレータに乗るのは割とすぐコツをつかんでいました。私の小学校の時の友達の女の子にエスカレーターに(怖くて)乗れない、なんて子がいたりもしたので、エスカレーター乗りは難易度高いのかなと思いきや、息子に関して言えば、最初から登りは全く問題なし、下りは(先がよく見えないからなのか)恐怖感があるようです。

で、そのエスカレーターの乗り方を(親としては特に何も教えないで、ただただ手を引いて一緒にエスカレーターに乗ってみただけなのですが)身に着ける過程が面白かったです。

前述のように、エスカレーターの乗り方を特に教えてはいない(し、その頃は言葉もできていなかったので)のですが、もし教えるとしたら、「足元のプレートと並行にエスカレーターのステップが次に出てきそうなタイミングで片足を一歩前に出して、さりとて、黄色い線は踏まないようにして足の位置を決めた後、もう一方の足を前に出し、両足を揃える」といった一連のプロセスを教えることになりそうな気がします(跳び箱の飛び方とかでんぐり返しの仕方なんかも、そんな感じで教えるのではないでしょうか?)

一方で息子を見ていると、エスカレーターへの乗り方を覚えているのではなく、まず足を出してみて、うまくいかなかった場合にどうリカバリするのかを学習しているように見受けられました。

よく考えると、エスカレーターに乗るのは(恐怖心はあるものの)目をつぶって乗ろうと思えば、恐らく9割くらいはうまくいきそうな気がします。足の置き所が悪くて転んでしまう、というのは本当にごく限られた一部の場所(ステップの手前ギリギリとか)に足を置いてしまうようなケースで、それ以外は適当に歩を進めれば乗れてしまう。その一方で、その一部の場所に足を置いてしまうと、不安定になってしまうので、足を前に進めてそのステップに乗ろうと頑張るか、足を後ろに戻して次のステップに乗るか、どちらかを見極めて(というより見極める必要もなく、自分の中で即座に決めて)素早く行動すれば、転ぶことなくエスカレーターに乗れてしまう、といったような行動パターンが遺伝子に刷り込まれている(かの)ようです。

これって、人生でも正しいやり方を学んでから前に進むというやり方もあれば、まずは何でもやってみて、ただしダメならすぐに体勢を立て直してリカバる、というやり方もある、ということなのかと、ただただ感心して見守っていたのでした。

木's カタカタ押車

木's カタカタ押車

2人目は2か月半、クーイング中

2人目が生まれた後はめまぐるしく忙しかったので、全然更新できていなかったのですが、9月に2人目が生まれました。現況はこんな感じになります。

  • 1人目:ろくちゃん (男) 2歳半
  • 2人目:きゅうちゃん (女) 2か月半

2か月半ということもあり、きゅうちゃん、クーイングできるようになりました。ろくちゃんのときはどうだったか、以前書いたものを見てみました。

blog.mayoct.net

あらためてろくちゃんのときの記録を見てみると、クーイングした話はあれこれ書いているものの、赤ちゃんが親の口の動きに関心があること、双方向で会話が成立している点、これらにより新生児微笑から精神的な充足に伴う笑顔に移行する点に関してはまったく触れていませんでした。

クーイング時期には「あー」とか「くー」という声が出ます。声の出し方(声帯の使い方)という点では、まだ「声変わり」できていないので、声変わり以降とは違ったやり方で音というか声を作り出しているわけですが、唇の動かし方や舌の使い方という点では、大人の口元をみて、盛んに学習しているようです。

赤ちゃんの「クー」という声に同じく「クー」と返してやることで(あるいは違った声で返してやることで)、赤ちゃんは意思疎通ができたという達成感を感じることができ、笑顔になります。新生児微笑の時のように、心の状態と関係なく筋肉の動き的に笑顔になる、というのではなく、精神的な満足が笑顔という表現に反映されています。

もっとよく観察すると、単に「クー」に対して「クー」で返ってくることがうれしいだけではなく、唇の動きを見て、その動きを真似して(自己判断として)真似に成功した、と認知できるとうれしい、という2つのうれしさで笑顔が倍増しているようです。

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そう考えると、赤ちゃんがこの時期、近視なのも納得できます。親子で対面したときの間隔は20~30cmといったところでしょうが、唇の動きを学習したり(入力情報)、親の笑顔を認識したり(正解・不正解の報酬情報)するうえで、他の情報は目に入らないほうが都合がよいわけです。新生児の近視はディープラーニングにデータ投入する際のノイズ除去フィルターとして有効に機能しているのはまさに生命の神秘。

私自身の外国語学習の時に当てはめてみても、耳で聞こえる音というのは確かに重要なのですが、加えて視覚的な情報である口の動きが合わせて刺激として入ってくることで、学習が促進された気がします(その一方で、臨界期を超えた後での第二言語習得の場合、耳は母語の影響で区別できる・区別できない音があることは事実であり、どんなに唇に目を凝らしてみても、残念ながら舌の動きまでは見て真似することができないので、母語に比べれば限界があることも事実です)。

視覚から得られる情報は、補助的に使われる(そうでなければ、目が見えない人は発音ができない、という誤った結論になってしまうので)とは言え、柔軟な耳と唇の動きを捉える目があるこの時期を過ごせていることがうらやましくもあります。